組み合わせの生成に直交表方式をサポートした組み合わせテストツール PictMasterOA 1.0 をリリースしました。
PictMasterOA は、PictMaster 6.4.6 からの派生開発プロジェクトです。
PictMaster 6.4.6 からの変更点は次の通りです。
・L256までの直交表に対応(16水準、33因子でL512に対応)
・50水準、50因子まで指定可能
・組み合わせ生成に使用する直交表テンプレートを2水準系と混合水準系から選択可能
・組み合わせできない組み合わせを除外する制約機能をPairwise法とほぼ同レベルでサポート
・生成結果の各種分析機能を追加
・制約表、結果表の視認性向上のためセルの横幅を拡張
2水準系185種類、混合水準系97種類の直交表テンプレートを内蔵し、2水準系、混合水準系またはサイズ優先のいずれかの選択に応じて最適なテンプレートを決定し、組み合わせを生成します。
テスト対象の性質に応じてPairwise法と直交表のいずれかを選択してテストケースを生成することができます。直交表の場合はさらにサイズ(テストケース数)優先かカバレッジ(3因子間網羅率)優先かを2水準系と混合水準系の使い分けで行なうことができます。
今回のリリースにあたり、有償の直交表テンプレートを同梱しての公開を快諾していただいた KTS&C の菊池様にこの場を借りて改めて感謝申し上げます。
PictMasterOA 1.0 はフリーソフトでオープンソースです。
次のサイトからダウンロードすることができます。